ビハインド・ザ・コーヴ 〜捕鯨問題の謎に迫る〜

【監督】

八木景子

【出演】

太地町の人々、ルイ・シホヨス、リック・オバリ、森下丈二、諸貫秀樹、デヴィット・ハンス、サイモン・ワーン、ラーズ・ワロー、ドルフィン・プロジェクトのメンバー、米澤邦男、島一雄、小松正

『鯨のレストラン』が公開中の八木景子監督の前作となる『ビハインド・ザ・コーヴ 〜捕鯨問題の謎に迫る〜』。反捕鯨活動家に取材を迫った作品として世界中のメディアで取り上げられ大きな話題となった。

「給食で食べたことある?」と世代によって別れる「クジラ」の食文化。高度成長期には、日本で最も食べられていた肉は豚でも牛でもなくクジラだったのだ。

クジラは日本人が縄文時代から縁起ものとして祀り、大切にしてきた食文化であるにも関わらず、現在では1%まで落ち込んでしまっている。そしてクジラの消費量と並行して日本のGDPが衰退している事実が明らかに!

日本の食糧自給率は3割台と落ち込み、省庁の弱腰外交のカラクリなど…。クジラの問題を知ることで、地球タンパク源、SDGs、日本の外交、環境問題まですっぽり丸ごと見えてくる。